こんにちは!炭鉱を愛するライター、カニですv
突然ですが皆さん、赤平市には日本遺産があるってご存知でしたか?
空知の炭鉱、室蘭の製鉄、小樽の港湾、そしてそれらをつないだ鉄道によって生まれた北海道の産業革命の物語がこの「炭鉄港」という日本遺産なのですが、赤平市内にはその中でも「炭鉱」の重要な遺産が残っています!
「炭鉄港」についてはコチラへ
赤平市内では3つが資産に認定されてまして
1つが「北炭赤間炭鉱ズリ山」
もう1つが「住友赤平炭鉱 立坑櫓(やぐら)・周辺施設」
↑今回写真をお借りしたコチラのサイトからは構成資産の画像を見れて、一部商用でも利用できる画像のダウンロードができます。
そしてもう一つがコチラ
「空知川露頭炭層」です!!!!
この露頭炭層、石炭ってこんなに分厚い層になってあったんだ~!!すごいスケールだなぁ~~!!!って感じられる、地球の力強さみたいなものを目の当たりにできるとても素敵なものなのですが、実は今まで見るのがとっても大変だったのです。
というのも、唯一見えそうな場所からでも手前の草木が邪魔をして、夏になると全然見えなかったのです!!!対岸から見ると真正面に見えますが、道なき道を行かねばならず、結構大変です。
しかし!!!!!
なんと今日、私が参加している「赤平の炭鉱遺産を盛り上げていこー!!」という団体「赤平コミュニティガイドクラブTANtan」のメンバーで歩いていたところ、以前はこうだったのですが…
おや!?!?!?!?
階段が出来てるではありませんか!!!!!!
これなら夏に草ボーボーになっても露頭炭が見えちゃいます!!!!
やっとこれで普通に構成資産が見えるようになった!!!!!
やったーーーーーーーー!!!!!!!
作ってくれた方!!(河川事務所さん?)
本当にありがとうございます!!!!!
川沿いに小道(サイクリングロード?)もあって、なんだかとっても素敵な雰囲気です。
立派な看板もあるので、一目で「ここが炭鉱遺産か!!」と分かる素敵なスポットになりました!!
たまたま通りかかった方に伺ったところ、どうやら今年(2021年)の1月頃に工事をしていたそうです。
空知川と炭鉱遺産を眺められる、素敵なスポットが赤平にまた増えちゃいました♪
コロナでなかなか遠くに出かけることは難しい昨今ですが、気分転換に空知川のそばをお散歩して、炭鉱遺産を眺めてみてはいかがでしょうか?
写真・取材協力:赤平コミュニティガイドクラブTANtan