祝!「ドライブ・マイ・カー」アカデミー賞国際長編映画賞 受賞!!
こんにちは!
赤平市でも撮影が行われた映画「ドライブ・マイ・カー」がアカデミー賞で国際長編映画賞を受賞しましたね~!!!!
これでもしかして赤平市もロケ地巡りなどで大盛り上がりしてしまうのでは…!?
という期待を込めまして、数々の報道がされていますので赤平に関する情報をざっとまとめておきます!映画を見るorロケ地巡りの参考にしてみてくださいね。
報道まとめ
新聞
プレス空知
テレビ
NHK北海道
WEBニュースなどは恐らく新聞と提携して同じ内容かと思うので省きます。
他にも赤平に関する記事がありましたらライターKa2 Designまで教えてくださいね。
「ドライブ・マイ・カー」はどんな映画?
ところですっかりご紹介を忘れておりましたが、「ドライブ・マイ・カー」とはどんな映画なのでしょうか?
あらすじ
主人公は西島秀俊さん演じる舞台俳優・演出家の
霧島れいかさん演じる妻の音(おと)が秘密を残して突然この世を去った2年後、家福は広島での演劇祭に愛車で向かう。そこで出会ったのがある過去をもつ寡黙な専属ドライバーのみさき(三浦透子)。さらに、かつて音から紹介された俳優・高槻耕史(岡田将生)の姿をオーディションで見つける。
音を失った喪失感と秘密に苛まれてきた家福はみさきと過ごすなかで、目を背けてきたあることに気づかされていくーーー
原作は紹介するまでもないですが、ベストセラー作家の村上春樹による短編小説。
そして監督は濱口竜介。先日の受賞の際に出演者それぞれの名前を挙げたスピーチが印象深かったですよね。公式サイトによると『カンヌ(『寝ても覚めても』コンペティション部門出品)、ベルリン(『偶然と想像』銀熊賞受賞)、ヴェネチア(共同脚本作『スパイの妻』銀獅子賞受賞)など世界三大映画祭を席巻』『本作も見事、本年度のカンヌ国際映画祭で日本映画としては史上初となる脚本賞を受賞。加えて、国際映画批評家連盟賞、AFCAE賞、エキュメニカル審査員賞の独立賞も受賞し、4冠獲得の偉業を果たした』とあり、すごい監督だということがうかがえます!
ちなみになんとこの映画は179分という長さ!!
まさしく「どっぷり」映画に浸れるといった作品なのではないでしょうか。
「ドライブ・マイ・カー」と赤平市
どうして赤平市でロケが?
各記事を読むと、映画の中で赤平市はドライバーのみさき(三浦透子)の出身地「北海道上十二滝村」としてクライマックスに登場する重要なシーンの撮影が行われたそうです。
この記事によると原作発表当初は中頓別だったというみさきの出身地。それではなぜ赤平で撮影されることになったのかということは、北海道新聞の記事に紹介されていました。
「ドライブ・マイ・カー」撮影の赤平・芦別 アカデミー賞受賞期待 ロケ地見学ファンも:北海道新聞 どうしん電子版
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同紙によると、以前赤平市で撮影されたドラマ「不便な便利屋」の製作スタッフが「ドライブ・マイ・カー」にも携わっていた縁で赤平での撮影が行われたのだとか。
アカデミー受賞でロケ地である赤平も盛り上がってます。喜ばしい。その陰には北海道スタッフであった松倉君の力がありました。彼は不便な便利屋や古くはドラバラも担当していました。表舞台には出てこないスタッフの努力があって偉業は成されるものです。松倉君、おめでとう!
— 鈴井貴之 (@TAKAYUKISUZUI) 2022年3月29日
「不便な便利屋」の監督をされた鈴井貴之さん(空知応援大使・赤平市在住)も喜びのツイートをされていました!
人との縁ってすごいですね…!
「ドライブ・マイ・カー」のロケ地
それでは赤平市内のロケ地についてですが、こちらも先ほどの北海道新聞の記事に地図付きで掲載されておりました!
「ドライブ・マイ・カー」撮影の赤平・芦別 アカデミー賞受賞期待 ロケ地見学ファンも:北海道新聞 どうしん電子版
こちらを元にすると、クライマックスのシーンが撮影されたのは「北炭赤間炭鉱ズリ山」の北側にある木が伐採された斜面。
この斜面のふもと辺りは「雪捨場」(除雪した雪を堆積しておく場所)となっていて、例年5月頃まで雪が残っていて危険ですので立ち入りはしないようお願いします。
このロケ地のすぐ脇にある「ズリ山」については炭鉱遺産として一般公開されていますので、いつでも見ることができます!
赤平にあった炭鉱「北炭赤間炭鉱」の炭鉱遺産で、「ズリ」とは石炭を採掘する際に一緒に出てきた岩石類のことを言います。その岩石を積み上げてできた山が「ズリ山」ということになります。
このサイズの山が人工の山だというのですから炭鉱のスケールを感じますよね!
この山には階段が777段(!!)もついていて、登ると市内が一望できて気持ちが良いですよ♪トイレ、駐車場もありますのでぜひ赤平に来た際には一度チャレンジしてみてください!
(例年ゴールデンウィーク頃までは積雪のためクローズとなっております)
この他にも農家さんの無人販売所もロケ地になっているようです!
公共の場ではないのでここには掲載しませんが、赤平の風景がスクリーンに登場しているかと思うと嬉しくなっちゃいますね。
※珍来はロケ地ではありませんが…
今回メディアによく登場していたため勘違いしている方が多いのですが、珍来さんはロケ地ではありません。
ただ、撮影の際に俳優さん、スタッフさんにラーメンを振舞っていたのです!
その際に皆さん召し上がったというのが、「とんかつラーメン」。珍来と言えばかつラーメン!というくらいの代表メニューです。
▼かつラーメンについてはこちらの記事でもどうぞ♪▼
そういった経緯があり、珍来さんにはサインが飾られているのだそうです。
お店に出演者さんたちが訪れたわけではありませんが、ロケ地巡りの際にはぜひ珍来さんでサインも見てみて行ってはいかがでしょうか!?
※ちなみにハヤサカ自動車さんにもサインがあるのですが、ロケ地巡りでふらっと自動車整備屋さんに寄るにはハードル高いかと思いますので…笑
▼珍来さんについてはこちらの記事もどうぞ♪▼
珍来
電話番号 0125-32-2628
住所 赤平市大町1-2
営業時間 お昼~18:00
定休日 7の付く日
駐車場 有
紹介しきれない赤平の魅力色々!!
今回は映画「ドライブ・マイ・カー」と赤平市に関する情報をまとめてみました。
赤平市はよく「何もない」とか「赤平町」とかって言われますが、ロケ地巡りに来た際にはぜひ寄ってほしい場所が盛りだくさんなのです!
素敵なキャンプ場、温泉、炭鉱まちの風情、炭鉱遺産、明るくてあったかい赤平の人たち、楽しいお店、美味しいお店……。
この記事に載せてしまうときりがありませんのでここまでにしますが、これをきっかけに赤平のことを知ってくれる方が増えると嬉しく思います!
最後になりますが、今回赤平をロケ地に選んでいただき本当にありがとうございました。
そして受賞おめでとうございました!!