食彩ウォークコンプリートの方、インタビュー続き
前回までのあらすじ
ライターvカニvのやっている民泊に突如として訪れたお客様。その方は「食彩ウォーク」でいち早くスタンプをコンプリートした「やすらいKING」だった…!!
「暖らん」でコンプリートまでのエピソードを伺ったカニだったが、何やらKINGが「どうしてコンプリートを目指したか」を教えてくれない。
お酒が進んだ私たちは場所を「アカビラボ」に移ししつこく聞くカニに、KINGはようやく重い口を開いたのだった…。
▼食彩ウォークとは?▼
▼前編はコチラ▼
- 食彩ウォークコンプリートの方、インタビュー続き
- きっかけは3年前の火まつりだった
- そうして食彩ウォークがはじまった
- しかし悲劇は訪れた
- しかしKINGはやはりKINGだった
- こうしてKINGの真のやすらいKINGを目指す旅が始まった…。
- こうして熱いインタビューは幕を下ろした…
きっかけは3年前の火まつりだった
カニ「いい加減、どうして食彩ウォークを始めたのか教えてくれませんか!!」
ーいやぁ~、本当にしょーもない話なので…。
カニ「いいじゃないですか!!教えてください!!オフレコで!!!」
ーそうですか?
カニ「えぇ。」
ーそうですね…。
あれは3年前の火まつりのことです…。
カニ「えっ、3年前!?!?」
ーはい、友達と火まつりに来ていたんです。やっぱり大きいお祭りだし隣町在住ではありますが独特で楽しいんですよね。
カニ「ですね!1日目には『ふんどしランナー』が松明を片手に市内を走り回り、ファイヤーストームと火文字の点火。2日目にはなんと言ってもものすごい大パノラマの花火大会があって、赤平市で渋滞が発生する年に一度の大イベント。」
ー今年中止になってしまったのが寂しいですよね。その火まつりに来ていた時にものすごいキレイな女性を見かけてしまったんです。
カニ「うわー、アレですか、もしかしてそこでナンパして付き合って彼女が赤平在住だからスタンプ集めたとかそういうアレですか。」
ーいえ、それがその時は見かけただけです。
カニ「え。」
ーで、赤平に来ればもう一度あの方に会えるんじゃないかと思いまして。
カニ「うわぁ…。」
ーあのー、心の声が漏れてます。
カニ「あっ、失礼しました。それで会えたんですか?」
ーはい、何回かお見掛けしました。
カニ「お見掛け…?」
ー結局会話はほぼ無いです笑
カニ「・・・。」
ーそれでも会えるんじゃないかと思って、友達とだったり1人でだったり、それからあちこち食べに歩いたんですよね。それで赤平には何度も足を運んでいました。
カニ「やべーwwwwww」
ー笑いすぎです。
カニ「それでwww食彩もwwwww」
ーはい。
そうして食彩ウォークがはじまった
カニ「食彩ウォークを知ったのはどちらで?」
ー暖らんでスタンプカードを貰ったのが始まりでした。その時にこれを見て思ったんです。
「やすらいKINGカッコイイ!!」
って…。
カニ「カッコイイ…。」
ーかっこいいですよね?
カニ「あ、はい。」
ーしかもコンプリートしたらTシャツが貰えるじゃないですか!!!
カニ「あっ、これ貰ってどうすんだろうとか思いつつ何となくネタで欲しいかも~とか思ったり思わなかったりしましたがそうですね!」
ーめっちゃ欲しいと思いました。
カニ「マジですか。」
ーこれを着てもう一度彼女に会えたら、もしかしたら今度こそ話すきっかけになるかもしれないって思ったんです!
カニ「ピュアかよ。」
ーそう思ったら急いで集める必要もないんですけど、猛烈にやる気がわいてきました。
本当だったらスナックにお酒を飲まないのに行くなんて申し訳なくてできません。それに、やっぱり周りのお客さんがみんな酔っぱらっていて自分だけウーロン茶でシラフっていうのはやっぱり辛かったです。でもTシャツのためだと思えばその辛さも耐えられました。
カニ「やすらいKINGTシャツの力…すごい…。」
ーそのうちだんだんそんなシチュエーションにも順応してきました。「自分はこういうスタンスなんだ」って決めて行けば案外平気です。いつぞやなんて、ウーロン茶でスナックのカウンターに座ってママと会話するわけでもなくテレビでクイズ番組見たりしてました笑。
そうしているうちにどんなスナックでもウーロン茶1杯で突撃できるようになったんです。
カニ「いやぁ…愛の力って偉大ですな…。」
しかし悲劇は訪れた
カニ「その後その彼女とは会いました?コンプリートしたよ~くらい声かけてもいいんじゃないですか?」
ーそれがですね……。
カニ(やっぱりTシャツは恥ずかしいと気が付いた?)
ー最近見かけないんです。この食彩ウォークが始まったころからでしょうか…。
カニ「え!!!!!ちなみに名前分かりますか?住んでるとことか。探しますよ?」
ー分かりません。
カニ「・・・。」
ーもしかしたら彼女はもう赤平を出てしまったのかもしれない…。スタンプを集めながら、薄々そう感じていました…。しかしもう確かめるすべもありません…。せめてTシャツを見て貰えたら…。
コンプリートしたよって伝えたかったなぁ…。
カニ「KING~~~~~~~~~~!!!!涙」
しかしKINGはやはりKINGだった
カニ「まさか3年かけて始まりもしないで片思いが終わるなんて…悲しすぎる…。しかもコンプリートしてるのに笑」
ーいや笑っちゃってるじゃないですか笑
カニ「KINGもね笑」
ーははは。
ーでも実はまだ心残りがあるんです。
カニ「次は誰に会いたいんですか!!」
ーあ、違うんです。今回は完全にコンプリートを目指すためにストイックにスタンプを集めすぎたなぁと思っていまして。
カニ「やっと気が付きましたか。」
ーKINGとなった今、本当にこれで良かったのかって思ったんです。
カニ「もはやKINGとしての自覚が芽生えている…!!」
ーやっぱりお酒を飲むお店はちゃんと飲むべきだったんじゃないかって。そんなウーロン茶1杯でスタンプだけもらって、そんなのKINGとしてどうなんだって思ったんです。
カニ「確かに赤平のスナックでお酒飲まなかったのはめっちゃもったいないですね~!面白いお店がたくさんあるのに。」
ーですよね!!だから思ったんです。
これからは、真のやすらいKINGを目指さなければ、と…!!!
女性に話しかけるきっかけになれば~なんて下心を持って回ってしまった事を今は悔やんでいます!!
そう、今日はその第一歩なんです!!!
こうしてKINGの真のやすらいKINGを目指す旅が始まった…。
カニ「なんか壮大な話になってきましたが、つまりは飲みたいんですね?」
ーそうですね笑
なんかもうコンプリートはしたので、次はちゃんとそのお店を楽しんで回りたいと思いました!なので…
2週目行きます!
カニ「マジですか…!!」
ーはい!泊まれる場所もできたので、ちょこちょこ赤平に飲みに来ますよ!
でももしできるのなら…
あの女性にいつかやっぱりやすらいKINGTシャツを見せたいですね~!!
カニ「ですよね…笑。Tシャツが届いたら写真撮らせてもらって、後日談も掲載させてもらっても良いですか?」
ーはい!その際はぜひお願いします。
カニ「今日はありがとうございました!」
ーこちらこそ!またよろしくお願いします。
こうして熱いインタビューは幕を下ろした…
ということで、今回はKINGのインタビューをお届けしましたが、こんなにマジメで面白い方だったことには驚きました笑。
しかし本当にこの期間どこに行ってもKINGの噂を聞いていたので、直接あって色々お話を伺うことができるなんてものっっすごく面白かったです!
この記事を書くにあたってまさかの
「顔出しOK」
「本名もOK」
しかも「失恋エピソードもOK」
という許可をいただけて、このような記事を書くことができました!
大変楽しい時間をありがとうございました。
もしも赤平市内で飲み歩いているKINGを見かけた際には
「KING~!!」
とお気軽に声をかけてみてくださいね!
私もTシャツを着たKINGに会える日が楽しみです。
ということでインタビューは以上となります!
ありがとうございました~!!